【Matrox】RTPストリームの受信方法(Maevex 6100シリーズ)

MaevexのRTPストリームを受信する場合、ストリームの情報を記載したSDPファイルを作成する必要があります。URLを指定しての受信は出来ません。

以下、VLC media playerを利用してRTPストリームを受信する方法を解説します。

1.SDPファイルを作成します。下記の設定をテンプレートとしてご利用ください。赤字の部分が変更箇所とります。PowerStream Plusの設定項目を参照して頂き、内容の変更を行います。(下記のテンプレートをコピーし、メモ帳等に貼り付け、赤字部分を適切な値に修正します)

v=0
c=IN IP4 address
m=video base-port RTP/AVP 96
a=rtpmap:96 H264/90000
m=audio base-port+2 RTP/AVP 97
a=rtpmap:97 mpeg4-generic/audio-rate
a=fmtp:97 streamType=5;profile-level-id=44;mode=AAC-hbr;sizelength=13;indexlength=3;indexdeltalength=3

address は、マルチキャストもしくは、ユニキャストアドレスとなります。PowerStream Plusの「Processing」(main) → 「Encoding」→「RTP」の項目を参照してください。

[マルチキャスト設定例]

 

[ユニキャスト設定例]

 

base-port addressと同様にPowerStream Plusの「RTP」の項目をご確認ください。

base-port+2 は、上記 base-port に2を加算した値となります。

audio-rate は、PowerStream Plusの「Processing」→ 「Inputs」の項目を参照してください。オーディオレートは kHzで表示されています。SDPファイルではオーディオレートは Hzで指定する必要があります。kHz から Hz への変換は、PowerStream Plusの値(kHz)に1000を乗算した値となります。(48.0kHz x 1000=48000Hz) となります。

テンプレートに必要な値を入力したら名前を付けて保存し、メモ帳を閉じます。保存したファイルの拡張子を .sdpに変更してください。

 

2.VLC media player を起動し、「メディア」「ファイルを開く」を選択し、1で作成したSDPファイルを指定して開きます。

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