ユニットの初期化(工場出荷状態)を行う方法は、3つの方法があります。
1.初期化用のスクリプトを使用する方法
「Factory-Default-settings.zip」をダウンロードし解凍します。
「autorun.brs」を空のSDカードにコピーし、SDカードをBrightSignに装着し電源を入れると自動で初期化処理が行われます。
終了するとBrightSignが自動で再起動します。
再起動後、SDカード等のストレージ装着が無い場合は初期画面 (BrightSignのロゴが表示)に、空になったSDカードがそのまま装着されている場合はデバイスセットアップウィザード画面へ移行します。(デバイスセットアップウィザード画面への移行は、BrightSign3/4シリーズのみ)
正常に初期化が終了した場合は、SDカードに保存した「autorun.brs」ファイルが削除されます。
2.ユニットのボタンを使用する方法
電源が入っている場合は、ACアダプターを外します。また、ユニットにSDカードが設置されている場合はSDカードを取り外します。
ユニットのSVCボタンとResetボタンを両方とも押した状態でACアダプターを接続し通電します。
LEDが赤く点滅を始めたらボタンを離します。初期化が終了するとディスプレイに「BrightSign」のロゴ、 BrightSign OSのバージョンが表示されます 。
3.ダイアグノスティックスWebサーバーを使用する方法
ウェブブラウザでユニットにアクセスします。
「CONTROL」タブを開き、「Factroy Reset」の「RESET」ボタンをクリックします。
※注意※
初期化を実施しますと「BrightSign ユニットの設定」でユニットに設定した内容(ネットワーク設定)及び内蔵クロックの時刻設定も初期されます。ユニット設定ファイルを作成して頂き、ユニットの再設定及び内蔵ロックの時刻設定を行ってください。
3つの方法のうち、どちらかの方法を実施してください。全ての方法を実施する必要はありません。
ユニットの初期化を実施しても、BrightSign OS(ファームウェア)が初期のバージョンとなることはございません。初期化前のバージョンと同様です。
BrightSign OSのダウングレートは、アップデートと同じ方法で別途、古いバージョンのOSイメージをインストールする必要があります。